発想セクション

若年性おっさんコラムニスト・レディ夫のゆるふわコラムが読めるのは発想セクションだけ!!

みんな同じ話ばっかりして、ドラクエの村人症候群だ

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ドラクエの村人症候群

それでも人の話は聞かない方なんですが

学生のときは、適当に話を広げてもまあ問題なかったのですが

会社の人間と話すとなると、そこそこ気を使うもので

毎回どうやって切り返そうかと多少は考えながら話を聞きはするのですが

そうなってくると気付きたくないことに気づいてしまうのが悲しい人間の性

 

あれ、あの人もこの人も同じ絡み方しかしてこないな

 

話していると、毎回みなさんの第一声とまでは言いませんが

トークはじめの議題がだいたい人によって同じなのです

 

またこの振りか

いやいやここいじるの何回目よ

さすがにもう返しのパターン思いつかないわ。

そんなことを感じるようになって思いました。

 

ロボット

人間そんなに人間らしくないのではないかと思います

大体この人と話すときは、この話はじめで

というのが大体パターン化されてるんじゃないかと思います。

 

ただやってることは同じなんですが

声のトーンだとか、言葉選びとか

そういったものを一定にできないので、

人間は自分で考えることが出来る素晴らしい生き物だなどという悲しい結論に行き着くのです。

でも、やってることは同じなんです

自分なりのプログラミングで人と話しているような気がしてなりません。

 

特に、仲が深まるまではそれが顕著です

まずは同じパターンの繰り返しで会話が成り立って行ってるのです。

 

あとは、ラジオのコーナーと同じです。

そのパターンを面白いと感じていたら、遊びの部分が増えてくる。

これまで一定だったパターンをあえて外したりして仲が深まっていく。

パターンが面白いと感じなかったら、コーナーは終わるのです。

友情は深まらなかったということです。

 

いやーね、ドラクエもあながちウソじゃないなと

話しかけると同じことしか言わない村人

何とも示唆に富んでいるなと

結構人間生活も似たようなもんだなと。

 

レッテル貼りなんかも似たようなもので、

その人との会話を簡単にするためにレッテルを貼る

「あれ、今日は飲みに行かなくていいの?(飲みキャラ)」

「お、今日も腹が出てるね(デブキャラ)」

このような話はじめはよく聞くのではないかと思います。

 

こうやって考えていると

反省する部分も大きいなと

自戒を込めて

人と話すとき

もう少し工夫をしていきたい

と思いました。

 

自戒ついでにですが、

第一声だけ工夫できれば、人から見ればかなりいろんな話ができる人のように見えるのではないかと思います。

ブログも書き出しが一番悩みます。

何をやるにも「はじめ」が一番悩みます。

しかし、会話なんて第一声がなければそのまま沈黙が流れ続けることになりかねません。

第一声を発するタイミングを逃せば、リカバリーが利かなくなる

それが会話の怖いところです。

だから、人は低きに流れていくのです。

自分なりの「この人といえば」でまず軽いジャブを放って

後の話につなげるのです。

 

逆にいえば、そのジャブの部分さえ多彩にできたら

相手のガードなんてこじ開けるのもたやすいということです。

なあなあのジャブではなく、本気のジャブだと効果的だということじゃないですかね。

 

パターン

とにもかくにも、人と話すというのはなんとも難しいものでしょう。

 

だから、こう書いたので

人と話すのが苦手という人は

みんな同じようなパターンでしか話していないと考えれば

意外と簡単に話せるんじゃないかと思うのです

面白い話をしなければとか

何かいい情報を提供しなければとか

変に意識して話せなくなるんだと思いますが

意外と誰もそんなことは話していません。

だから、気楽に話せばいいんだと思います。

 

パターンというものは素敵なものだとも思います。

聞き手としては、その人との話すきっかけとして受け入れやすい。

全くゼロからの会話だと、聞いている方としても身構えてしまう。

なじみ深い話が聞こえてきたら、こちらも心が緩んでしまう

そういった効果もあるでしょう。

 

「また同じ話?」ではなく

「もーうまたそんなこといってぇ」になれるように頑張っていきたいですね。

 

 

 

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