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ストレス太りではない!ストレス太らされだ! フォアグラ社会人どもめ!

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ストレスの手っ取り早い解消法は、間違いなく「食」

 

 

残業が長引けば長引くほど、コンビニで買い込むお菓子の量が増えるのは

現代の社会人にとっては、あまりにも当然の話。

 

 

「あーイライラする。うまいもん食お」

 

 

社会はこうして回っているのです。

 

 

今、肥満の人が増えているのは

容易に食べ物が手に入るようになったこと

食生活の変化

これらも、もちろんありはしますが

 

 

しかし何よりも大きい要因は、

ストレス社会の到来なのではないでしょうか。

 

 

ストレスが人を食に向かわせるのは、今も昔も変わらない

ストレス太り

ストレスは人を食に向かわせるのです。

 

 

食うという行為は、一番のストレス発散になります。

 

 

現代日本、だいたい食べたいものはすぐに手に入るようになりました。

食事に我慢を強いていた精進料理なんぞは見る影もなく

鎖国の終了とともに、食うだけでストレスが発散できるような料理が数多く海を渡ってきました。

 

 

日本人が今太っているのは、現代のストレスと食生活がうまいことマッチして生まれてきています。

 

 

ストレス太らされ

ストレス太りという言葉には違和感を感じます。

 

 

現代日本の肥満の形は、どちらかというと「ストレス太らされ」だと思うのです

 

 

ストレスをためるような社会形態を続けたい日本人たちは、

なんとかそこから不満が起きてこない形を作らなければいけなかった。

そこで目を付けたのが「食」です。

 

 

「日本人は食べるのが好き」

「日本人は食べ物のことだけで怒る」

 

 

当たり前ではありませんか。

全ての怒りを、食に向けているのだから。

 

 

街には食のイベントが溢れ、

テレビ番組も食べ物の特集ばかり。

それもこれも、食べ物で日本人のストレスを覆い隠す策略なのです。

 

 

我々は、ストレス社会という土の中に埋められて

口から食べ物を流し込まれて、ただただ肥え太っていっているだけなのです。

そのうち、肝臓を世界三大珍味だとかなんとか言って食われる運命にあるのです。

 

 

我々は、フォアグラ社会人なのです!!

 

 

食で怒るな、日本人!

食にごまかされるな、日本人!

我々は、ストレス太らされているだけなのだから!

 

 

食がままならない時代はどうなっていたのか

食というストレス発散装置が出来上がっている現代は、よいとしましょう

 

 

しかし、食もままならないような時代はどうなっていたのでしょうか。

 

 

結局、ストレスは食に向かっていたのだと思います。

 

 

マリー・アントワネット屈指の名言

「パンがなければ、ケーキを食べればいいじゃない」

 

 

この言葉を聞いて、民衆は怒り、革命へと歩を進めた。

結局は、食なのです。

 

 

食は、ストレスの源でもあり

ストレス発散装置でもあるのです。

 

 

食うものにも困っていた当時のフランス人

不満の原因は食うものだけにはとどまっていなかったとは思いますが

食という旗印を見つけた

 

 

というよりも、食でストレス発散をするために

食を勝ち取るために革命を起こしたのでしょう。

 

 

ストレスは、人を食に向かわせるのです。

 

 

飯を食うな!

今は、食でストレスが発散できている状態です。

というより、発散させられている状態なのです。

フォアグラ社会人なのです。

 

 

だめです。

不満を感じても、忘れてしまうこの現状に甘んじてはいけません。

偉い人の教えに、断食がちょくちょくできているのはこのためです。

 

 

現状の不満を、食に惑わされていてはいけないのです。

食っちゃいけないのです。

 

 

ストレスごまかし社会の存続よりも、

ストレスが少ない社会にするほうが先決です。

 

 

高橋留美子の教え

みなさん、らんま1/2という漫画を覚えていますか。

高橋留美子作の少年サンデーの漫画ですね。

 

 

水をかぶると女になっちゃう不思議な体質を持っている男の話です。

ドタバタラブコメディーです。

 

 

そんな中で、大食い早食い競争をする話がありましたよね。

大食い早食いフランス人・ムッシュピコレットとの結婚の契約を破棄するために

女らんまが大食い早食い対決に挑む話です。

 

 

ムッシュピコレットは恐ろしい口の大きさと舌の動きをマスターしている化け物なので

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©小学館

らんまには勝ち目が一切なさそうだったのですが

そんな普通の人間でも勝てる技が「グルメ・デ・フォアグラ」

 

 

大食い早食いでは考えられない、相手に全部食わせるという技。

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©小学館

 

今の社会はこうなっているのです。

このときは、人に食事の姿を見られてはいけないという謎のしきたりの下で生きているトンでもフランス人への対抗手段として行われた技ですが

いま、それを強者が行う世の中になったのです。

 

 

社会で行われている「グルメ・デ・フォアグラ」に負けないでください

結局、ムッシュピコレットは破れてしまいますが

対抗手段もあります。

 

 

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©小学館

 

下品ですねー

 

 

 

ってな感じで。