日本人の胃を鍛える「安い焼肉食べ放題」

※決してこのような食べ方を推奨しているわけではありません。

みなさん、焼肉は好きですか。

日本人、たまの贅沢に焼肉というのはよくある家庭の情景ではありませんか。

焼肉を嫌いな子供はおらず、

焼肉に心をときめかせて大人になっていく。

大人になる過渡期の時期

大学生

小金を持つようになった子供たちは、

こぞってあの好きだった焼肉へと向かうのです。

日本人はかつては普通の食事で胃の力を養っていました。

実はその重要な局面が現代、実は誰もが好きな「焼肉」へと活躍の場を移していたとはだれが思いましょうか。

日本人の胃を鍛えるのは「安い焼肉食べ放題」

胃は鍛えなければならない

胃は環境によって鍛えられる。

それはよく聞く話だと思います。

インド人が平気で食べている料理も、日本人が食べたら腹を壊す

といった話は嘘かまことかよく話されています。

世の中には、我々の腹を壊しに来る食べ物がゴロゴロ存在しています。

そんな世の中にあって、基本的にクリーンな物を口にできる日本という国は素晴らしい国だと思います。

しかし、しかしです。

グローバル社会に世の中は変わっていき、

日本人も海外に出ていくようになりました。

日本人は、胃もグローバル化せねばならないのです。

何より、日本でしか生きられない生物というのははかない存在ですね。

そんな存在になってはならないのです。

清い水は毒にもなるということ。

弱い生物のままでは、日本は勝っていけないのです。

「安い焼肉食べ放題」のお店の台頭

最近、胃を鍛える場所というものが出来てきている気がするのです。

それが、「安い焼肉食べ放題」のお店です。

子供のころ、たまの贅沢で食していた焼肉が

大学生になって、小金をもって少し可能性が見えてきた。

そんな日本社会が欲していたのが、まさに「安い焼肉食べ放題」のお店です。

どんどんその店舗数は増え、

味が微妙であっても、牛が食えなかろうと

焼肉は焼肉。

安価で焼肉が食べられるという高揚感から

人々はどんなに微妙な味であっても、「安い焼肉食べ放題」のお店に足を運ぶのです。

主な客層は、20代前半の男子といったところでしょう。

食べ盛りの君たちは、こんな無茶な食べ方をしていたはずなのです。

「多少焼けていなくても、かきこむ」

そう、これが「安い焼肉食べ放題」のお店で一般的な食され方に違いないのです。

胃を鍛える

そう、ここからが問題になってくるのです。

かつては不衛生でも飯を食っていた時代もあった日本。

衛生状態の改善により、今はクリーンな食事を食べられるようになりました。

そんななか、唯一胃を鍛えられるのが「安い焼肉食べ放題」なんですよ。

「安い焼肉食べ放題」であることが重要であり、

この手のお店は肉が牛ではなく、豚や鳥がメインになってきます。

牛ならば、半生でも食せますが

そこは豚や鳥、半生では出来れば食べない方がいい食材でございます。

しかし、若者は気にしません。

元を取るために必死な若者たちは、多少赤みが見えようと食います。

これくらいならいけんだろ精神があります。

そうなんです、大学生という文化がクリーンな日本において胃を鍛える場を自然と作り上げたのです。

半生の豚や鳥を食べるようになった大学生。

翌日多少腹を壊すことはありますが

それよりもやはり焼肉を楽しみたい。

そんな環境が、いつしか日本人の若者たちの胃を育てていたのです。

安かろう悪かろう

そんな金を持っていない大学生は、自分の手持ちで最大限に楽しもうとします。

しかし、安かろう悪かろうでございます。

店の肉が悪いとは言いません。

学生の食い方が悪かろうなのです。

店側は、食中毒を起こしたと言われないために火力の強い装置を用意すべきなのです。

学生は、多少赤くても食います。

厄介です。

そして、学生は胃を強くするという意味合いでは非常にいい食生活だとは思います。

学生とはかくあるべきだとも思うような気がします。

だけれども、たまには自分を気遣って食事をしてみるのもいいかもしれませんね。

今の日本、胃が弱くなっているとも思いますが

思わぬところに胃を育てる場所があります。

むしろ胃を育てるために生まれたのではという勘違いをしてしまいます。

そんなこたぁないですけどね。

まあ、僕は安い焼肉を食べててそんな風に思うのです。

※決してこのような食べ方を推奨しているわけではありません。

ってな感じで。