あぁ、貧しい・・・牛丼屋で飯を食うより、ちょっとお高いファミレスで飯を食う方が1000倍貧しい・・・
ふとした瞬間に貧しさって感じるじゃないですか。
まずいことが100％わかっている飲み物を100円だという理由で買ったときとか
1駅のつもりが4,5駅分歩いて移動してたときとか
趣味にまで費用対効果を考え始めたときとか
まあ、みなさん日々貧しさを感じていることでしょう
そんな私の貧しいスイッチが昨日意外なところで入りました。
それが、1500円も払って食べたファミレスでのことでした。
安いことが貧しいことではない
高めのファミレスは贅沢なのか
私は昨日、いつもより長めの残業を味わっていたのですが
帰宅する段になると、会社の食堂が終わっていたことに気づいたのです
久々に外で食事をとらなければとなって
たまにはちょっといい食事をと
「贅沢のつもりで」ちょっと高めのファミリーレストランへと足を運びました。
いつもは牛丼屋で済ませるところですけれど、
たまにはいいかなという出来心で入ったお店であんなにも貧しい思いをするとは・・・
とはいえ、ただ食事をしていただけです。
何か起きたわけではありません。
ただただ少し高めのファミレスに貧しさを感じたのです。
380円より1500円の方が安い
いつもの牛丼は380円
それなりの味と量で、私をそこそこ満足させてくれる
今回行ったファミレスは1500円強
メインの味は良かった。
だが、1500円払ってついてくるサラダのバイキングやカレーの食べ放題などが最悪だった
まずいとは言わない。
安っぽいのだ。
なんだか箸も進まない。
こんな些末なバイキングに喜んでお金を払っている自分を見て
急に貧しい気分になったのは言うまでもない。
これならば、380円払っていた方がいい買い物だった。
大した額ではないバイキングなんて、価格を品数で割れば
とんでもない額になる。
私は、1500円払ったのに貧しい食事をしたのだ。
中途半端に高い店は心の貧しさをも露わにする
1500円も払えば、もっと美味しくて良いものは食べられる。
しかし、近いからという理由で多少見てくれのいいファミレスへと足を運ぶ
これを貧しいと言わずになんと呼ぶ。
私はこれを贅沢だと信じていたのだ・・・
そう、1500円払えば少し足を伸ばせば良いものは食べられただろう。
しかし、そんなものを探すだけの豊かさがなかったのだ。
そして、疲れたからといって移動するほどの豊かさも持ち合わせていなかったのだ。
真に豊かであれば、豊かたるために
手持ちの予算で最高のパフォーマンスを求めるべく動くはずなのだ。
結局私は、1500円をどぶに捨てたようなもの。
豊かでなければ、豊かな結果さえも伴わない。
豊かの方程式
豊かには方程式がある。
時間ｘ金
だ。
簡単な話。
人は、金ばかりを見て豊かだなんだと物申すけれど
それを使う時間も大いに関係している。
人は、時間を売って金を得ている。
自分の持ち時間が少なくなれば、いくら金を持とうと豊かではないだろう。
そして、私は
この度、私の取った行為は貧しいの権化であろう
あんなに金を払ったのに、貧しさだけが残ったのだ。
貧しさは、意外なところに身を潜めている。
ふとした貧しさに襲われないように、豊かに生きていきたい。
今回、実在のファミレスの画像を使うと角が立つと思ったので
架空のファミレスの画像にしたのだが
これまた貧しい配慮であったか？
ってな感じで。
