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一流アイドルに見る 顔のかわいさだけではないアイドルの実力

アイドルは顔だけじゃない

アイドルオタクが話すのかと思われるかもしれませんが

ただ、普通の人と同じようにアイドルというものを摂取して消費しているだけな私です。

アイドルが特別好きというわけでもなく、たまに見てたまにかわいいと思う。

 

そういったごく一般的なアイドル消費をしている私ですが

 アイドルというものを見ていると、社会というものは学校の延長でできているのだなとしみじみと感じさせられます。

 

学校は、そこそこ意味ありますよ

色々な人が口々に言うのが、学校での勉強なんてなんら役に立たないという言葉です。

なんらは暴論だと思いますよ、なんらは。

 

そんなことを言いつつも、部活は楽しかったとかいうじゃないですか。

そこですよ、そこ。

 

学校での生活・勉強のみをピックアップして

あれは必要で、あれは必要のないものという風に分けてしまっていては学校がかわいそうです。

最近のアイドルは、顔が悪いから駄目じゃなくて、ほかでカバーしてトータルで戦う。

学校にもそのチャンスを与えてあげてくださいよ。

学校は、トータルとして学びの場じゃないですか。

 

学校で生活をしていると、頭のよいもの、スポーツができるもの、かわいい、かっこいい、不細工、うだつのあがらない、

そんな人間が如実に出てきますよね。

そこで、ヒエラルキーが生まれ、社会が生まれるのです。

 

本の学校制度は、間違っているとかいないとかいろいろ話し合われますが

全面的にあっているとは言いませんが、間違ってはいないと思います。

間違ってると言ってしまったら、我々は悪魔の子になってしまいますよ。

 

間違っているとしたら、それは生徒への意図の説明があまりにもずさんであることと

教師自身が学校の意味を理解しきれていないことにあると私は感じています。

 

アイドル

学校生活をみていくと、

スポーツで場を盛り上げるもの、クラスを率いるもの、勉強ができてそれを教えるもの

そういった役割分担が自然と出来上がっていきます。

その自然な役割分担が社会であり、自分の得意を仕事にするという考えに結び付くと思うのです。

その中でも、自分の得意という面で考えると、アイドルというものは学校にも確かに存在したはずです。

 

そう、アイドルというものも立派な役割なのです。

人は、アイドルから元気をもらいます。

アイドルを見ていると幸せな気分になりますよね。

それもまた立派な仕事なのです。

人は、この活力をもって、自分の仕事へと戻っていくのです。

 

さて、アイドルを学校のレベルまで落とすと見えてくるのが、

必ずしもかわいさのレベルが高い人がアイドルになるのではないということです。

AKBのようなことを言いたいわけではなく、

人は、外面のかわいさだけではなく、内面のかわいさをプラスして

トータルとしてかわいいを判断しているのです。

 

高校の時にかわいいと思わなかった地味なあの子が

大学や社会に出て、少し明るくなって帰ってきたとき

え?かわいいじゃん?と思ったことはありませんか。

 

おそらくその子は、顔だけ見れば高校の時からそこそこかわいかったはずです。

しかし、気付かなかった。

化粧だけの問題ではありません。

その人の内面の問題なのです。

 

アイドルの実力とは

ここまで来ると、もう普通のアイドルの話に戻ります。

アイドルを見ていると、

顔はかわいいけど惹かれない人

顔はそこそこだけどなんか好きな人

というものがしっかりと現れます。

 

その要因は2つあると私は考えています。

・内面的な実力

・外見的な実力

 

この二つは、双方高めることができるし、

よく見ていればわかります。

 

内面的な実力は非常に作りやすいと私は考えています。

プロデューサーと話し合い、自分の外見に合う性格を当てはめればいいのです。

ボーイッシュな見た目なら、男勝りだけどたまに女性の弱さが見えるなどです。

こういうのは、アイドルのコーディネート力の問題で、事務所側が優秀であればあるほどどうにかなると思います。

 

さて、外見的な実力なのですが、これはアイドルの努力にすべてかかっています。

これだけ聞くと、ダイエットやフィットネスなどそういう風に考えるかもしれません。

そういう外見を言いたいのではないのです。

私が言いたいのは、プロの技が光る外見的な実力です。

 

かわいければいいんでしょ?と思うかもしれませんが

かわいさには努力が必要なのです。

 

前の項でも言いましたが、人がかわいいと判断するのはトータルです。

顔だけではないのです。

人がかわいいと思うことをやらなければ、かわいいには結びつかないのです。

 

かわいいと思うこととは何のことなのか。

それは、仕草に現れると私は思います。

仕草は内面の現れであり、人が手っ取り早くその人をトータルで判断するツールだと私は考えています。

 

人は見た目が9割という本がありました。

読んだこたぁありませんが、

私もそう思いまして、

単純な見た目じゃなくて、服装や表情などそういった努力できる部分の見た目が9割だと私は思います。

 

その内面の現れをしっかりとコントロールできる人間がアイドルの中でもトッププロとなれる人材なのではないでしょうか。

 

私は、SKEの松井 珠理奈に関してかわいいと思ったことはありませんでした。

SKEのトップになぜ君臨しているのかと不思議に思っておりました。

年齢の割に老け顔だし、松井 玲奈の方がかわいいじゃないかと思っていました。

 

しかし、それはただ写真でしか二人を判断していなかったからでした。

この前、「ごめんね、summer」のダンスを見ていて気づきました。

 

どの出演者よりも松井 珠理奈の仕草がかわいいのです。

ダンスに仕草もくそもあるのか?

あります。これが技術です。

ダンスの振付に何を足すのか、それが仕草です。

 

ダンスに必死なメンバーや仕草を取り入れていても少しぎこちないメンバー

その中でも松井 珠理奈は自然に仕草を入れていますし、なによりタイミングが完璧なのです。

 

仕草というのは、首をかしげるであったり、目を細めるであったり、ウインクであったりです。

松井 珠理奈のこれらの仕草は、自然に私たちに向けられて行われているように感じるのです。

曲の一番いい盛り上がるタイミングで入れ込めていたり、それはもうかわいい。

あんな目線を送られたら誰でもクラっとくる。

 

私は動画を見ながら、感心してしまいました。

あぁ、これはかわいい。技術に裏打ちされたかわいさだと。

 

表情、タイミング、そういったものに着目してアイドルを見てみてみると、

案外、自分がなんでそのアイドルが好きなのかがわかってくるもんですね。

 

これまで、ただただ無思考にアイドルを眺めておりましたが、

おそらくアイドルファンはこういう風にアイドルを見ているんですかね。

教えてください。

 

 


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