発想セクション

若年性おっさんコラムニスト・レディ夫のゆるふわコラムが読めるのは発想セクションだけ!!

一発ギャグは名前が悪いんだよ!

f:id:tokdaru:20160219190200j:plain

 

私は、今から会社の飲み会に行かねばなりません。

戦地に赴く前に、置手紙なんぞを残そうかと思って書いているわけですが(たぶん帰宅後は書けない)

いかんせん会社の飲み会はいやですね。

 

上司に肩をたたかれ、

「今日一発ギャグ用意しておいて」

と言われて、業務どころではありませんでした。

 

社会人の皆様なら、そういった経験がおありでしょう。

 

一発ギャグは名前が悪い

「一発」とは何事か

そもそも、なぜ空気が良くなる可能性が高いとはお世辞にも言えない素人芸を人は強いるのか。

という問題はもうどうでもいい。

そんなこと考えても、自らの置かれている状況が改善されるのだろうか。

ギャグを振る人は、絶対に振る。

 

そんな無意味なことを考える前に、

降りかかる火の粉を振り払うのか

火の粉を最小限にまで小さくするのか

そういったことを考えていきたいのです。

 

降りかかる火の粉を振り払う方法はただ一つ。

鬼のように面白い一発ギャグを考えてくることだ。

しかし、そんなことが出来るのであれば苦労はしない。

そんなもの、考えられる人間は限られた人間だけなのだ。

 

ということで、降りかかる火の粉を最小限にまで小さくしましょう。

 

まず、「一発ギャグ」という名前の改善を申し立てします。

 

この名前は、ギャグには禁物のハードルあげがそこに介在しています。

そう「一発」という語です。

一発と言っているということは、そのギャグは打ちあがった末に大輪の花を咲かせているのです。

しかし、多くの人のギャグは打ちあがることはなく地上で爆発し花火師たちを一掃するのです。

一発という言葉には、一発面白いことをするというハードルあげがそこにはあります。

 

これは言語道断だと思いませんか。

「なんや一発やるんか。面白そうやんけ」

というテンションで聞かれたら、面白いものも(大概は面白くない)笑えません。

 

そこで私の新提案は、

「一口ギャグ」への改名です。

 

ほら、なんか面白くなさそうでしょ?

そして、ギャグを振る方もやる気が失せる名前をしていると思います。

でも、素人がやるギャグなんて言ってしまえば「一口ギャグ」てなもんですよ。

一発なんておこがましい。

 

一発屋は一発あげてるから一発屋

一発屋」と聞くと、1ギャグは面白かったが

そのあとは鳴かず飛ばずな人というイメージがあります。

しかし、一発あげていると一生それだけで食えるような人もいたりするわけです。

 

このことからもわかるように

「一発」は綺麗に咲いて、綺麗に散っていっているものにいうわけです。

その綺麗な花火は人の心に残り、また見たいという気持ちにさせるわけです。

 

あなたがあげた一発は綺麗でしたか。

違いますよね。

あなたがあげてたのは血しぶきですよね。

見ようによっては血しぶきも綺麗だという人もいますが、

それはよっぽどの物好きです。

 

これから飲み会

冒頭でも述べましたが、私はこれから飲み会に行って一発ギャグを披露する羽目になるでしょう。

 

既存のギャグで臨むというのも一つの手なのですが、

ギャグを考えて、それが実際受けるのか試すいい機会だと思えば、

会社の飲み会も楽しめるってものですかね。

 

さあ、いっちょ場の空気凍らせて、まずい酒でも飲ませてやりましょう。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村