健康にも、精神にも、社会的にも効果的!「プチ復讐」のススメ
映画やドラマ、アニメなどをみていると
世の中には復讐物がたくさん世にあふれている。
あー、みんな溜まってるんだなーと思いつつ
私もついついデトックスのために見てしまいます。
世の中、こんなに溜まっている人であふれているのは不健康だと思いませんか。
だいたい心を痛めているのは、良い人なんです。
他人のことを思いやり、ルールを重んじ、そうやって生きていく人が
他人のことを思いやらず、ルールを重んじない人のことまで心を痛め
結果、そんな人たちにまで不快な思いをさせまいと自分の身を縮める。
おかしいとは思いませんか。
私は、そういったことをするようになった人に同情もしますがちょっとは考えてくれとも思います。
そういった行為は、自分のことを破天荒だと思っている人たちを調子づかせ
そういった厚顔無恥な行為を助長するのです。
やめましょう、もうそんなことは。
我々が感じている不快感を、彼らにも等しく負わせるべきなのです。
「そんなやつらと同じレベルに堕ちるんじゃない。そんなやつら、見返してやるくらいいビッグな男になれ。それが一番の復讐じゃないか」
などという妄言を吐く輩もいますが、そんなことが復讐になるはずもないじゃないですか。
そういうやつらは、あなたがいくらビッグになろうと歯牙にもかけませんよ。
まあ、このセリフのいいところは
一切合財復讐が悪いと言っているわけではないところです。
そうです、レベルさえ落とさなければ復讐してもいいのです。
そこで私が勧めるのは、
ルールを破らない
マナーも破らない
「プチ復讐」です。
プチ復讐とは
復讐と聞くと、
敵討ちであったり
サーバーに忍び込んで、お金を別の口座に移したり
皆殺しであったり
物騒なイメージが強いですよね。
法を犯してまで、相手を打ち負かしたい。
そういった思いが止められずに、復讐に及ぶ。
これに関しては、確かに
「レベルを落とすな」と言ってやりたい。
だけど、復讐はそんな大きいものではないと思います。
映画になるくらいですから、イレギュラーなのです。
イレギュラーな復讐ではなく、一般人が手ごろに行える復讐
それが、私が今回提案したい「プチ復讐」です。
プチ復讐の事例
その1「電車で自分のスペース以上に体をはみ出して座る人」
イライラの原因:
はみだして座る人が心地よく座れるために
体を前のめりにする、背中を浮かせる、体を縮こませる
などの良い人ぶりのしわ寄せ
解決方法:
自分に与えられた席の権利分だけしっかりと座席に背中をつけて座る。
ポイント:
①今回だけは、絶対に権利分だけ座るという意気込みで座る。
それによって、意外とパーソナルスペースを侵害されている不快感を自ら感じにくい。
②わざとやっている感じは決して出さない。
これだけは座っていいよね、という当然の顔で本など読み始めてください。
人によっては、ちらちらとこちらをうかがってきますが、気付かないふりをしてください。
相手の後ろめたさが文句を言わせません。
効果:
自分が快適に過ごすためにどっしりと過ごしていますが、
相手からの介入は想定されていないので
だいたいが不快そうにします。
これによって、次回からは他人のことを考えて、自分に与えられたスペースで席に座ってくれる人が増えてくれるとうれしいですね。
発展編:
満席にも関わらず、座席にカバンを置いている人には
確認せずに席を見つけて座る人をやりましょう。
これは、ちょっと心のハードルが高いですけどね。
ポイントは、カバンなどを踏んづけた後に「あ、ごめんなさい」と一言いれて自分の世界に入ってください。
電車には、そういったポイントが多く存在します。
まだ降りている人がいるのに早く乗れといわんばかりにオーバーラップしてくるような人にはわざと道をふさいでやりましょう。
その2「運転中煽ってくる車がいる」
イライラの原因:
普通のスピードで走っているだけなのに、遅いとなじられなければならないのか。
初心者マークをつけてると特にやってくるのは何故なのか。
解決方法:
少しスピードを落としましょう。
ポイント:
①車で感情表現を行ってください。
あなたにビビッてスピードを落としましたというような感情を車の動きで表現してください。
煽るという行為が、相手を驚かせ、逆効果を生むという認識をつけなければなりません。
②法定速度を順守してください。
恐ろしくて法定速度は上回れないという態度を貫いてください。
危険運転になりますので、スピードを上げたり落としたりという攻撃的対立行為は決して行わず、極めて一定のスピードで運転してください。
③その後は気にせず運転してください。
驚いた振りは必要ですが、
あなた自身はあんなものに驚く必要はないのです。
向こうだってぶつけてきて、車から引きずりおろすなんてことはしないでしょう。
あなたの後ろをギリギリついてくるわけですから、
車間距離が極端に狭いだけで、普通に走ってる車が後ろからついてくるという気持ちで運転すればいいのです。
あなたはいつも通り前だけ気にして運転してきてください。
あなたの後ろの車はただ精密な運転の練習をしているだけなんですから。
あなたがぶつからないようにと気にする必要はさらさらありません。
効果:
後ろの車は明らかにイラつきます。
ダイナミックなあおりをしてきますが、精密動作の練習なので気にしないでください。
途中、追い越し禁止にもかかわらず抜きにかかってきますので、それ以降はタッチしなければいいのです。
もっとスカッとしたければ、しかるべき処置をとって警察にでも連絡すればいいんじゃないですか。
まあ、この手のことで警察が動くかどうかなんかは知りませんが。
これもまた用法・容量をよく守って・・・
昨日の記事、
とまあ、流れている精神は同じなのですが、
これを社会に適用してみたということで。
この記事でも言いましたが、
やりすぎはトラブルの元ですので、用法・容量を守って非常識な人間に不快な思いをさせてください。
復讐記事などをみると、修羅場とかをばっさり解決するというのが流行みたいですが
修羅場にしない良識を守った復讐というのが今求められていることなんじゃないでしょうか。