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バレンタインデーを知り、ホワイトデーを知らば、百戦危うからず

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いよいよこの季節がやってきました

聖ヴァレンティヌスだかなんだか知らないですけれども

その某が何がしかしてできたよくわからない日バレンタインデーに対するアンサーソング

 ホワイトデーが近付いてまいりましたね。

 

はたして本命チョコなんてものが本当に流通しているのかわからない日に渡された

義務感だけが固まってできたブラックブラックチョコレートのお返しを強制的に考えなければならない日がホワイトデーですね。

 

いや、地球のどこかでは本当に心と心の送りあいがなされているのかもしれませんが

少なくとも私はそんなものは生まれてこの方、数えるほどしかお目にかかれておりません。

 

とはいえ、元来人類と言うものは暦を発明し

暦通りに生活を送ることによって

生きながらえ、繁栄を誇ってきたのであります。

 

人類史に新たに刻まれたホワイトデーもこなさなければ

明日以降の生活に支障が出るに違いないのであります。

 

しかし、敵を知り己を知れば百戦危うからずとも言いますので

ホワイトデーのその何たるかを知らずして

何がお返しだという話にもなってくるわけです。

 

と言うわけで、今日はホワイトデーについて考えていきたいと思います。

 

 

ホワイトデーよ、お前は何者だ

名前から読み解く

「ホワイトデー」

読んで字のごとく言うのであれば、「白い日」ということになるわけだが

何故、ここで白が採用されているのであろうか。

 

バレンタインデーに渡されるのがチョコであるからして

チョコの黒の反対で白などという、鬼浅はかな理由でもってして

ホワイトデーと名付けられたはずもなく

どこかにホワイトである必然性が存在するのだ。

 

調べてみると、ホワイトデーとは日本に端を発しているわけだ。

日本人が作ったホワイトデーということは、

その白には、たぶんに日本人独自の「白観」が反映されているはずに違いない。

 

白観

まず、白と言われて初めに思い浮かぶのはナースに違いないわけだ。

「純白の天使」と呼ばれることもあるナースはまさに白の中の白だ。

白というものは、とても清らかな色なのだ。

 

清純な色であり、そこに欲が介在することはない。

ただ純粋な奉仕の心をもって、接する。

 

それがナースである。

白は奉仕の色であり、白からは見返りを一切感じない。

 

ホワイト・白という言葉だけを見てみると、

とてもじゃないけれども、お返しを欲しているようには思えない。

名前からすると、お返しする日ではないに違いない。

 

日にちで考える

まさか、2月14日に対抗して1か月後の3月14日に制定しようなどと言う

鬼無思慮な決め方をしようはずもないので

3月14日自体に意味があるに違いないのである。

 

3月14日といえば、円周率であるわけだ。

一時3月であれば、円周率になってしまっていた時期もあったわけだがそれはいいとして。

3.14は円周率以外の何物でもないのだ。

 

ということは、円に関係しているに違いない。

また、日本人の「円観」が関係してきているはずだ。

 

円観

円といえば、輪だ。

輪というものは、洋の東西を問わず永遠を意味している。

ウロボロスも言っているのだから間違いない。

 

永遠という時の長さを、その相手と過ごしたいという

非常に無垢な気持ちがここに込められているのに違いない。

しかし、そんなイノセントな気持ちがお返しに結び付くはずがないのだ。

 

ましてや輪は和でもある。

日本人は和をもって尊しとなすらしい。

調和の中に利害があってはいけないはずだから、

お返しなんてもってのほかではあるまいか。

 

定説から読み解く

もはやこれまで、ホワイトデーの中身にまで踏み込まなければならないところまで追い込まれた。

ということで、ホワイトデーでよく言われる

「お返しの値段は3倍」

から考えていきたい。

 

もう、お返しと関係ないとは言わせない。

なぜなら、この言葉はお返しが主人公となっているからだ。

 

しかし待ってほしい。

ここで、出てきているのは「3倍」という値段についてだ。

 

3倍といえば、みなさんもよく知っている

給料の3か月分であろう。

給料1か月分を1としたら、3倍であるのに違いはあるまい。

 

給料の3か月分といえば、言わずもがな婚約指輪の価格の相場だ。

ということはだ、ここで言われているのは

「私を一生愛する覚悟があるのであれば、お返しをしなさい」

ということに違いないのである。

 

ここまで言うとわかると思うが、ここでは義理のお返しは一切問題にされていないのだ。

 

むしろ義理でお返しをしようものなら、礼を失するに違いない。

 

お返しなんてするな

 ここまで言えばわかると思いますが、

義理の贈り物に対し、生半可な覚悟でお返しするくらいなら

何もする必要はないということがわかりましたね。

 

私も今までは無思考に送り返しておりましたが

それはあまりにも失礼。

 

そんなことをする前に、しっかりとホワイトデーがなんであるのか。

ひいてはバレンタインデーがなんであるかをよく考えて、臨むべきなのかもしれませんね。

 

今回、会社のホワイトデーお返し部隊へと編成され

気が重い私でした。

 

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日割り成績

3月9日

使用総額:0円

 

繰越金:1,972円

繰越金総額:798円